『東京卍リベンジャーズ』公式スピンオフ!!
本編で明かされなかった松野千冬と場地圭介、二人の出会いから別れまでの物語。芭流覇羅との抗争で壱番隊隊長・場地圭介を亡くした、副隊長・松野千冬はその死をまだ受け入れられずにいた。
そんな時、彼の手元に生前の場地からの手紙が届く――。
引用:Google books
場地が亡くなった事実を受け入れる事ができずにいる千冬
何をしてても上の空
場地の母と墓参りに来るシーンから本作はスタートするが、開始早々に墓の花をうっかり燃やしてしまう。
場地の母が場地の部屋を整理すると、芭流覇羅との抗争の前日、10月30日に場地が千冬へ書いた手紙を見つける。
この手紙が用意されていたということは、場地は芭流覇羅との抗争で命を落とす覚悟をしていたのかな?
喧嘩しにいく前の日に突然
友達に手紙なんて書かないだろう。
それなりの覚悟をしていたんだと思う。
命を賭しても守りたかった東卍
本編の状況の補足もできるのがスピンオフの良いところだ。
そしてこの手紙を受け取った千冬が場地との思い出を回想する形式で物語が始まる。
場地と千冬の出会い
千冬が中学生になった当初の回想から始まる。
中学1年の頃の千冬は学校の全てがダサく思えてしまい、上級生や先生など多くの人と衝突する毎日
喧嘩が喧嘩を呼び、居心地の悪い日々を過ごしていた。
千冬はつまらない日々を変えるために同じ学校の上級生にいると噂される東京卍會のメンバー「場地圭介」に喧嘩を売りに行くが“ガリ勉“姿で誤字だらけの手紙を書いている場地の姿を見て喧嘩する気もなくなってしまい“漢字を教えてあげる千冬“
千冬はしっかり漢字も書ける、勉強のできる不良で千冬に漢字を教わったおかげで無事に一虎への手紙も完成する。
原作でもこのシーンがありましたね。
手紙が場地と千冬を繋ぐキーアイテムのようです。
入学式の日に千冬と喧嘩した上級生が暴走族を20人も連れて報復に来てしまい、喧嘩の強い千冬でも流石にやられそうになってしまう。
そこで登場したのがガリ勉姿の場地圭介だった。
漢字を教えてくれたお礼にこの喧嘩に“付き合ってくれる“という場地
場地への憧れの始まり
千冬は場地が喧嘩が出来ると思っていない。
少し心配そうな様子だが、圧倒的な場地の強さと「東京卍會」の名前の強さを目の当たりにしてしまい、気がつけば千冬はその最高に“カッコいい“場地圭介の背中を追っていた。
人生で初めて人に憧れを抱いた千冬
場地への強い憧れはここから始まります。
ここまでつまらなさそうな表情が描写されていた千冬の表情が明るい笑顔になります。
東卍に入りたい千冬
場地の家は偶然にも千冬と同じ団地
千冬の家は2階で場地の家は5階だった。
ペヤングを食べようと場地の家に招待されるが、1つしかないので半分ずつ食べる事になる。
場地といえばとにかくペヤングですね。
場地は母と戦いながら(笑)ペヤングを作る。
戦場のようなキッチンでは落ち着かないので千冬に部屋で待っているように指示を出す場地。
場地の部屋で東卍の写真を見た千冬は東卍に入りたいと場地に懇願。
何かの理由があって場地は誰も東卍に入れたくない様子を見せるようなシーンもあり、深い意味が込められてそうな伏線を置いて千冬の東卍入りは場地により徹底的に拒否される。
翌日以降も必要以上に場地にまとわりつき東卍に入りたい気持ちをアピールし続ける千冬
引けない両者の意地がぶつかり合う。
最後は倒れるまで殴られ自宅で目を覚ます千冬
目を覚ました直後に家の外に場地の単車の音が鳴り響く。
「一度だけ東卍の集会に連れてってやんわ」
根負けしたのか千冬を気に入ったのか、二人のストーリーがここから始まる。